講師に要約筆記者の仲井直美氏、難聴講師の鹿野美幸氏をお迎えし、第１回の今回は講義を中心に、聴覚障がいの基礎知識や当事者の体験談を聞き、聞こえをサポートするとはどういうことなのかについて、みんなで考えました。
続く第２回、第３回講座は実際に筆談実技の時間を中心に、要約筆記などの情報保障についても学びを深めていきます。
聞こえのサポーター養成講座を開催しました！
平成２９年度聞こえのサポーター養成講座を開催しました！
７月２日（日）大田市民センター２階社会福祉協議会会議室にて、聞こえのサポーター養成講座（第１回講座）を開催しました。この講座は、聴覚障がいに関する理解を深めるとともに、コミュニケーション手段の一つとして有効な筆談についての知識や技術の習得、さらには地域で聞こえのサポートを必要とする方へのサポートを目的に、平成２７年度から取り組んでいます。例年は、年１回の開催としていましたが、今年度は３回シリーズでの開催としました。
受講者の声（アンケートより）
●難聴者の方のお話と、要約筆記者の方のお話と、両方聞けて充実した内容でした。障がいの程度や困っておられることは人それぞれで、”理解すること”の大切さを学ぶことが出来ました。
●聴覚障がいについて何度か学んだり、話を伺う機会がありましたが、サポートについて考えるのは初めてでした。今日、サポートのお話を聞いたり、考えてみて、特別なことも大事ですが、「話し方」という基本的な事もとても大切なのだと感じました。聴覚に障がいのある方に対してもですが、健聴者についても大切なコミュニケーションの取り方だと思うので、まずは今日から家族に丁寧に話しかけるよう心がけたいと思います。
